キャリーケースにステッカーを貼っておしゃれに!ファイルにタイトルシールを貼るなど「シール」は、とても便利なアイテムです。
しかし、剥がすときになるとその便利アイテムがモンスターに見えてきますよね!上手に剥がせず残る接着剤のベタつきは最悪です。
そんな生活の悩みを解決してくれるのが「シールはがし剤」ですが、いろいろなメーカーから様々な価格で売られています。
結果から申し上げると、どこのメーカーでも効果は抜群です。でも、物の購入には、安いに越したことはありません。
100円ショップにも売っている「シールはがしスプレー」は流石に安かろう悪かろうで、それ相応の品質なのかな!と疑ってしまいます。そこで100円ショップの「シールはがし」を実際に試してみました。
用意するもの
用意するものは、たった2つのアイテムです。
準備アイテム
- シールはがしスプレー
- 乾いたタオル
『ダイソー/DAISOのシールはがしスプレー』当然100円商品です。
あとは、どこにでもある『乾いたタオル』です。
用途説明
[用途]
プラスチック、ガラス、陶器、金属(ビニール、アクリル、スチロールを除く)にはられた紙シールやガムテープ、布テープのラベルはがし、また、はがした後に残る接着剤のベタつき残りも取り除けます。
引用:DAISO JAPAN
[使用上の注意]
皮革、プラスチック(アクリル系、軟化塩化ビニール、スチロール)、塗装面(ニス、水性塗料、ラッカー)及び自動車(塗装部、ダッシュボード)には使用しないでください。
抜粋:DAISO JAPAN
注意すべき点は、プラスチックには「使用できるモノ」と「できないモノ」があるようです。
要約するに、塗装が施されている素材・強度の脆い素材・革製品・高価な物・貴金属には使用を控えるということです。車にも使用はやめておきましょう!
自分でやって後悔するよりも、専門家に依頼した方が確実ですね。また、あらかじめ目立たない部分にスプレーをして異常がないか試してみましょう。
さっそく私はキャリーケースのステッカーで、はがれ効果を試してみたいと思います。
はがれ効果の実証
次の写真は、2年前にキャリーバッグに貼ったステッカーをスプレーなしに剥がした結果です。
上手に剥がせず、かなりシールの痕が残ってしまいました。さらに接着剤の残りでベタベタです。
それでは、スプレーをしてみましょう。
step
1直接スプレー
剥がしたい部分から10㎝程離して直接、素材に薬剤を吹きかけます。
step
22~3分放置
2~3分放置して、仕上げに乾いたタオルで拭き取ります。
一度目の拭き取った仕上がりが次のとおりです。
step
3同じ作業を繰り返す
一度ではまだ残っていますが、確実にゴールに向かっています。さらにもう一度同じ作業を繰り返してみましょう。
二度目の作業後の仕上がりが次のとおりです。
成功です。見た目も綺麗にベタベタの感触もなくなりました。
作業をする上での注意点
◆とにかく作業中は喚起を徹底しましょう!
スプレーは無臭ではなく、においがあります。においがキツイと感じること・噴射したスプレーを吸い込んでしまうことは、当然、身体によくありません。
小さな子供、妊婦中の方やペットのいるエリアでは作業は控えましょう。
◆キッチン用具には使用を控えましょう!
スプレーにはさまざまな化学性成分が含まれています。当然、人体に悪い影響を与えることもあります。お皿、コップ、キッチン用品など、人間が口にするものには控えましょう。
◆使用方法の注意書きを理解しましょう!
薬剤が「皮膚に触れたら石鹸できれいに洗い流し、医師の診断を受けましょう」「目に入った場合はこすらず洗い流し、医師の診断を受けましょう」などの注意喚起があります。
少しくらい大丈夫!!だと過信せずに「手にすり傷があるときは控える」「スプレーは下向きに使用できるのか」など、スルーしがちな『使用方法の注意書き』を確認して安全に使用しましょう。
万が一目や口に入ってしまった場合にほ医師の診断を受けましょう。
まとめ
いかがでしょうか。素材によっては使用を控えるべき素材もあるようですが、それは100円ショップのスプレーに限ってのことではなく、市販されている汎用品にも同じく相性の良し悪しの素材があるといえます。
使用方法をよく読んで、シールの貼られている素材の性質をよく確かめて使用すれば、コスパのよい100円ショップはお得です。